自分の人生にタイトルを付ける
あなたは何に自分の人生を捧げますか?
もし、今の仕事が「自分の残りの人生を捧げるのに値するものかどうか」聞かれたら、あなたはどう答えますか?
今いる会社で定年まで働く予定の人や、転職を考えている人、自分のやりたい仕事がすでにできている人など様々だと思います。
正直、この質問を自分にしたときに、すぐに答えられませんでした。それは、自分の今やっている仕事が「したいことなのか(使命)」「できることなのか(強み、スキル)」「(生活のために)しなければいけないことなのか」がはっきりわからなかったからです。
実際、仕事の選び方には、大きく分けて3つのタイプがあると思います。時間で労働力を売る、「労働力型」。自分の強みや経験を生かして働く「キャリア型」、そして、自分の世の中での使命を仕事にする「ミッション型」です。今の自分は、自分のミッションが何なのかが曖昧で、結果的にキャリア型になっているのが現状です。
もちろん、生活していくためには、何らかの仕事をして、お金を得なければなりません。また、自分のやりたい仕事で必ずお金が得られる保証もなければ、お客さんのニーズがあるところにビジネスがあるという意味では、今ある仕事をするのが同然のように思えます。
でも、「何をするために」自分はこの世に生まれてきたのかを考えたとき、本当にやりたいことを見つけられないまま、仕事を「続ける」のと、自分の人生を捧げるのに値する仕事を「見つける」のでは、人生の満足度が大きく変わるのではないかと思います。あなたなら、今の仕事を「続けますか」それとも、したい仕事を「見つけますか」?。
お金は自分を映す鏡?
突然ですが、私たちの給料は誰が払ってくれているのでしょうか?それはズバリ、お客さんです。もちろん、会社が給料を社員に支払いますが、元々このお金は、お客さんの問題解決やサービスに満足した対価としていただくものです。
その意味では、お金をたくさんいただける会社や人は、多くのお客さんの悩みや問題を解決している、つまり、人や世の中の役に立っているということが言えると思います。
そう考えると、自分は、どんなことでお客さんに喜ばれるのかを知っておくことが、お金を稼ぐことにもつながります。でも、具体的に何をどうするかを考えて行動できている人は自分を含め意外と少ないのではないでしょうか?
まずは、自分がどんな人間なのかを客観的な視点で分析してみることが大事かもしれないですね。お金がついてくるのはそれからです。
コーチングとの出会い
では、具体的に自分のやるべき仕事(ミッション)を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?
元々、いろいろなことに興味がある自分は、自分のやりたいミッションが何なのかを見つけるために、コーチングを受け始めました。
コーチングとは、クライエントの話を聞いて、その人の可能性を引き出すコミュニケーション技術の1つです。
実際のワークショップでは、自分の強みや情熱、価値観などを他人から客観的に言ってもらったり、自分の目指したい社会を絵で表現したり(TOPの写真↑)、自分の強みが何で、どんな仕事を、誰を対象に行っていくのかを「宣言文」としてみんなの前で発表しました(下記参照↓)。また、個別セッションでは、自分のやりたいことが何なのか、より具体的に探っていきます。
ミッションが見つかると・・・
自分のミッションが決まるということは、自分の人生にタイトルをつけることと同じです。だから、自分のミッションを見つけることこそが、人生の本当の目的なのかもしれませんね。孔子もこんな言葉を「論語」に残しています。
「朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり。」
【意味】朝に人がどう生きるべきかを悟ることができれば、夕方に死んだとしても後悔はないということ。
*自分のミッションについては、Line Live(NORIと夜ふかし)でも、お金や仕事をテーマに語っています。
詳細はこちら https://live.line.me/channels/1869967/broadcast/8153296
【宣言文】
私の強みは、人の話を聞いて、その人をワクワクさせ、可能性を引き出してあげられることです。
そんな私は、クリエイティブ・エンカレッジャー(人や物事のワクワクを創るコーチ)として、コミュニケーション(言葉)やアイディアで、人や物事のワクワクを創っていきます。
なぜなら私は、仕事でもプライベートでも、今の現状に満足していない人や、もっと自分らしく生きたいと思っている人に、ワクワクした人生を送ってほしいからです。
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