「はみ出して」生きることが、自分の人生
皆さんは、社会の慣習や多数の意見に影響され、なんとなく自分の進路を選んでしまったことはありませんか?
僕は高校時代、周りの人たちや先輩が大学に行くのを見て、卒業したら大学に行くのが「当たり前」だと勝手に思いこんでいました。また、卒業して皆と同じようにすぐに就職しないと不利になると思っていました。
でも、あるとき、社会に敷かれた「既存のレール」に乗っているだけでは、本当に自分が納得する人生は歩めないのではないかと思うようになりました。
日本では、高校を卒業したら、多くの人が大学や専門学校に行く傾向があります。また、就職活動では、企業が設ける年齢制限や卒業時期などの「枠」 を気にして、本当にやりたいことをやれないまま仕方なく就職してしまう人もいます。そして、30代、40代と年齢を重ねていくと、社会の慣習や多数の生き方に沿って生きることが「普通」に感じてしまい、レールから外れることをためらう人もいます。
こうした状況は、私たちが知らず知らずのうちに、社会の既存のレールに無意識に従って生きていることを表していると思います。別の見方をすれば、既存のレールに惑わされずに、しっかり意識して自分の進路を選んでいる人が少ないとも言えます。実際、社会の傾向や多数の意見に流されて生きてしまうと、「本当に自分が何をしたいのか」がわからなくなってしまいます。
大事なことは、これまでの慣習や大多数の生き方が、必ずしもあなたにとっての「ベスト」な生き方ではないということです。だからこそ、自分自身が納得する生き方を見つけ、既存のレールを外れる具体的な行動をとることが大切だと思います。
でも、たとえ自分の意思で行きたい方向にレールを変えたくても、これまでレールからはみ出したことがない人にとって、自分からレールを変えるのは容易ではありません。
だから僕は、社会の慣習や多数の意見に影響され、なんとなく自分の進路を選んでしまっている人たちに、将来の選択肢を広げ、ワクワクする次の目標を一緒に創る
コーチングをすることで、ありのままの自分の人生を送れるようにサポートしたいと思っています。
これまで僕は、既存の慣習や多数の生きかたに惑わされずに人生を歩んできました。
具体的には、中高6年間の寮生活と転校、大学退学からのイギリス留学、30近くでの就職、国際結婚、地球5周、世界60カ国以上を旅し、「はみ出す」人生を歩んできました。
もちろん、はみ出して生きることで、周りの人たちの「普通はこうだよね」という雰囲気におされ、その結果、周りの人の行動や生き方を必要以上に意識しすぎて、時々、自分の生き方に不安になったり、気づかないうちにやりたいことを諦めそうになってしまうこともありました。
日本の大学を辞め留学したときは、大多数の学生たちとは別の道を選び、4年間の敷かれたレールを自ら外れました。また、就職活動も、多くの人が20代前半で就職するなか、自分は30近くで初の就職をしました。そして、国際結婚では、親からのプレッシャーもありました。
正直、はみ出して生きることに多くの不安を抱え、怖くて眠れない日もありました。でも、今振り返って思うことは、あのときにリスクを取ってはみ出していたからこそ、自分の可能性が広がり、今の自分がいるのだとはっきり言えます。
当たり前のことかもしれませんが、物事の捉え方は、その人のこれまでの人生に大きく左右されます。もし、あなたにアドバイスをくれる人たち自身が、これまでの社会の慣習や多数意見にとらわれ、思い込みの「枠」から出られていなければ、与えられるアドバイスは限られてしまいます。それによって、あなたの悩みがどう解決されるのかも変わってきます。やはり、将来の進路に迷った時は、今自分が持っている選択肢以上の選択肢を示してくれる人に相談することが大切です。
また、その示してくれた選択肢が本当にあなたのやりたいこととつながっているのか、そして、次の目標に対して自分はワクワクすることができているのかを、きちんと自分の心に問いかけてみることが重要です。相談する相手は誰でもいいわけではなく、ちゃんとあなたの悩みを解決できる人を選ぶことが必要です。
慣習からはみ出したいけど不安な人や、これからはありのままの自分で生きていきたいと思っている人は、ぜひ、ご相談ください。
0コメント